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弊社があるのは国東半島の入り口大分県豊後高田市
六郷満山と呼ばれる仏教文化が栄え、近年では「昭和の町」として観光地となっています

市の木は「柿」

市内真玉地区には「おべん柿」といわれる渋柿が伝わりその柿の葉を使用した商品をご紹介します

=おべん柿の民話=
むかし、国東半島の山里を、一人のみずぼらしい坊さまが、修行の旅をしておりました。坊さまが真玉の村里にさしかかったところ、もうすっかり疲れはてて、のどがからからに渇いておりました。坊さまは、ある一軒の農家を訪ね「どうか水を一杯下さい」とたのみました。するとばあさまが出てきて、今にも倒れそうな坊さまに驚き、すぐに冷たい水をくんで来てくれました。坊さまは、いきもつかさずに、その水をのみほしました。坊さまは、お礼に三粒の種を出し、畑にまくように言い残し、どこともなく立ち去っていきました。三粒の種は見事な柿の木に成長し、たくさんの実をつけるようになりました。この柿は、しぶ柿ですが、しぶ抜きをするととてもおいしいので、たちまち、国東半島一帯に広がりました。柿の種をもらったばあさまが「おべんさん」と呼ばれていたことから、この柿は「おべん柿」と名付けられ、いまでも人々に親しまれています。
        ー「ほとけの里の民話」豊後高田市編

このサイトは有限会社岡部商事が豊後高田市の木「柿」を使用し、商品開発したものを取り扱います。